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バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988(室内管弦楽版)(トレヴァー・ピノック指揮/ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988(室内管弦楽版)
トレヴァー・ピノック指揮/ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル
2019年3月22,23日 スネイプ・モルティングス,ブリテン・スタジオ
CKD 609 (P)(C)2020 Linn Records (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

ゴルトベルク変奏曲の室内管弦楽版。編曲はポーランドの作曲家ユゼフ・コフレル[1896-1944]で,ヘルマン・シェルヘンの遺品から1994年に発見されたものということです。原曲を室内オーケストラで忠実に再現するというのではなく,輸入元情報にも記載されている表現を借りれば「肉付けして拡張した」もので,変奏毎に室内楽から管弦楽にわたる多様な編成で,多彩でバラエティに富んだ音楽に仕立てられています。ここまでくると鍵盤楽器による演奏と同じような感覚では聴けないのですが,これはこれで楽しめますね。

録音ですが,スタジオでの録音のようですが,残響はそれほど多くないものの,いかにも閉空間で録音されたという感じで響きが被っており,距離感も少しあって音色がくすみがちです。左右の広がり感や立体感にもやや乏しく,悪くはないのですが,録音としての魅力があまりありません。せっかくのスタジオ録音が活かせていないと思います。もう少し各楽器に寄って直接音を鮮明に生々しく捉えて欲しいところです。惜しいです。

最後にリピートですが,幾つかの変奏で後半のリピートの省略がありましたが,聴いていてあまり気にはなりませんでした。それよりも第6変奏と第7変奏の順番が入れ替わっていて,そのあともあれあれっ?ていう感じがしばらく続いてしまいます。意図的なものか編集上のミスなのかわかりませんが,ミスだとしたらちょっとずさんだと思いました。(→ブログ読者の方から編曲者の意図であるとコメントをいただきました。有り難うございました。)

演奏時間 約80分
リピート表
Aria ○○
Var.01 ○○ Var.02 ○○ Var.03 ○○
Var.04 ○○ Var.05 ○○ Var.06 ○○
Var.07 ○○ Var.08 ○○ Var.09 ○○
Var.10 ○○ Var.11 ○○ Var.12 ○○
Var.13 ○× Var.14 ○○ Var.15 ○×
Var.16 ○○ Var.17 ○○ Var.18 ○○
Var.19 ○× Var.20 ○○ Var.21 ○○
Var.22 ○○ Var.23 ○○ Var.24 ○○
Var.25 ○× Var.26 ○○ Var.27 ○○
Var.28 ○○ Var.29 ○○ Var.30 ○○
Aria da capo ××

タグ: [室内楽曲] 

■ この記事へのコメント

haydn2
明けましておめでとうございます。
第6変奏と第7変奏の順番が入れ替わっているのは編曲者の意図です。
ピノックのロマンティックな演奏より、オリジナルな民族的なAgnieszka Duczmalのほうがいいと思います。
Qobuzの運用が遅れているようですが、使えるようになったら、まずはストリーミングで聴いてください。録音は期待できませんが。
今年もよき音楽イヤーでありますように
2024.01.04 at 03:33 #- URL [Edit]
𝕥𝕤𝕪𝟚𝟚𝟟 (@tsy227)
コメント有り難うございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
Agnieszka Duczmalはamadeus vol.1ですね。Apple Musicにもあるようでしたので聴いてみますね。こちらの演奏も第6変奏と第7変奏が入れ替わってました。
2024.01.04 at 20:19 #- URL [Edit]

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