FC2ブログ

チャイコフスキー:交響曲第六番「悲愴」,弦楽セレナーデ(若杉弘/ケルン放送交響楽団)

cover picture

チャイコフスキー:交響曲第六番 ロ短調 「悲愴」 作品74
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 作品48
若杉弘指揮(Hiroshi Wakasugi)(Conductor)
ケルン放送交響楽団(Kölner Rundfunk-Sinfonie-Orchester)
1979年10月13日(悲愴),1980年11月28日(弦楽セレナーデ) ライヴ録音
ALT188 (P)WDR 1979/80 (C)2010 Tomei Electronics “Altus Music” (国内盤)
好録音度:★★★
参考url: HMV Onlineicon

若杉弘さんのディスクを聴くのは恐らく初めてです。その風貌から何となく真面目で手堅そうとイメージでしたが,聴いた感じもやっぱりそうでした。必要以上に大げさに表現することなく正統的にまとめてきているという感じです。「悲愴」としてはちょっと淡泊ですっきりしすぎているようにも思いますが,悪い印象ではありません。

弦楽セレナーデも同様の演奏ですが,大編成を活かした豊潤な響きが素晴らしく,また弾き方や縦の線も良く揃っていて気持ちがよいです。ただし,音程にはちょっと幅があり,良くも悪くも大編成なんだなと感じます。

録音ですが,良く言えばとても自然で作為的なところがない,悪く言えば音に全く魅力がない。まるで吊りマイクだけで録ったんじゃないかというような感じです(あくまでも印象ですが)。中域の充実感はあるのですが,帯域が狭く全く冴えません。空間性もあまり感じられず,音場も狭いです。録音時はディスクとして発売することを想定していなかったのではないでしょうか。

ということで,若杉弘さんのファン向けのアイテムと言えそうです。録音があまり良くないのでファン以外の方にはあまりお勧めしません。

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->