FC2ブログ

モーツァルト:後期交響曲集・交響曲集Vol.2(マッケラス/スコットランド室内管弦楽団)

cover picture (a) cover picture (b)

(a) モーツァルト:後期交響曲集
交響曲第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
録音:2007年8月3日-9日 シティ・ホール(グラスゴー)
CKD 308 (P)(C)2008 LINN RECORDS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon

(b) モーツァルト:交響曲集 Vol.2
交響曲第29番 イ長調 K.201
交響曲第31番 ニ長調 K.297 「パリ」
交響曲第32番 ト長調 K.318
交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
録音:2009年7月11日-17日 シティ・ホール(グラスゴー)
CKD 350 (P)(C)2009 LINN RECORDS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon

サー・チャールズ・マッケラス指揮(Sir Charles Mackerras)(Conductor)
スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)

マッケラスは1980年代にプラハ室内管弦楽団とモーツァルトの交響曲全集を完成させている(テラーク)ということですが,こちら80歳を越えてからの最晩年の録音とのことです。

この交響曲集も小編成のモダン楽器の室内管弦楽団による小気味よい演奏で,非常にフレッシュな印象を受けます。これが80歳を越える指揮者の演奏か?と驚きます。全く弛緩したところがありません。そして,小編成でありながら響きが豊かで軽量級ながら音の厚みに不満を感じることはありません。解釈は私には至極ベーシックな奇を衒わない正攻法に思えます。そこがまた良いところです。

さて録音ですが,これがまたなかなかの出来栄えです。残響はそれなりにあるのですが,直接音にあまり被らず,透明感あるヌケの良い音で録音されています。私としてはもう少し弦楽器に生々しい質感が欲しかったところですが,それでも十分に納得できます。そしてオーディオクオリティの良さは特筆に値します。全体にシルクのようにきめ細かくなめらかです。私の好みの方向とは少し異なるものの,客観的に見ても優秀録音と言えるのではないでしょうか。

ということで演奏も録音も良く,私にとってレヴァイン盤に代わる愛聴盤候補となりました。

マッケラスはその後,第二弾(交響曲第29,31,32,35,36番)(→HMV Onlineicon)も録音しています。未聴ですが,いずれ聴いてみたいと思っています。

(記2010/08/31)


で,その第二弾(b)も聴いてみました。後期の約2年後の録音ですが,演奏の傾向は後期と同じであり,録音のクオリティも同程度でした。これも後期と並んで愛聴盤候補に追加です。交響曲第25番が入っていないのが残念です。

(記2010/10/27)

■ この記事へのコメント

popotoku
マッケラスはヤナーチェクのオペラを愛聴しています。今年、逝去されたのが残念です。
2010.10.27 at 22:43 #- URL [Edit]
T.S.
コメント有り難うございます。ヤナーチェクは聴いたことがないです。モーツァルトの他にはベートーヴェンの交響曲全集を聴いてみました。亡くなられたのは本当に残念ですね。
2010.10.28 at 02:02 #- URL [Edit]

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->