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バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(ロエル・ディールティエンス)(新盤)

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バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ロエル・ディールティエンス(Roel Dieltiens)(Cello)
2009年4月7日-9日 アミューズ(アントワープ)
Et'cetera KTC 1403 (P)(C)2010 CODA BVBA (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考:HMV Onlineicon

「CD試聴記」からの転載記事です。

ディールティエンス氏2回目の録音。前回が1991年ですので約18年ぶりの再録音ということになります。

吹っ切れたとでも言いましょうか,あるいは,何かの呪縛から解き放たれたとでも言いましょうか,すごく自由で解放感があります。そして迷いがありません。かなり大胆に装飾を盛り込んでいるのですが,それにも増してその語り口が絶妙です。いわゆる「語る演奏」などという形容がありますが,そのレビューアの方がどういうニュアンスで捉えているかはわからないのですが,これこそ「語る演奏」だなぁと。吟遊詩人が詩を語り聴かせるがごとく(ってどんなのか知りませんが(^^;),バッハの無伴奏チェロ組曲という壮大な物語をドラマティックに表情豊かに語り聴かせてくれる,本当にそんなイメージが湧いてきます。

録音ですが,結構近めのマイクセッティングで濃厚に楽器音を捉えています(指板を叩く音もはっきり聞こえる)。そして響きもしっかりと入っていてさらに濃い感じになっています。悪くはないのですが,私の好みからするともうちょっとすっきりと録って欲しかったというのが正直なところです。

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