チャイコフスキー:弦楽セレナーデ,他(ショルティ/イスラエル・フィル)

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チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 作品48
レスピーギ:バレエ音楽《風変わりな店》組曲
デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》
サー・ゲオルグ・ショルティ(Sir Georg Solti)(Conductor)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(Israel Philharmonic Orchestra)
1958年4月(チャイコフスキー),1957年5月(レスピーギ,デュカス),テルアヴィヴ
UCCD-3784(436 5572) (P)1958/59 Decca Music Group Limited (国内盤)
発売元:ユニバーサルミュージック株式会社
好録音度:★★★★
参考url: HMV Online

ショルティの演奏はよく「筋肉質」と表現されますが,まさにその通り!と言いたくなる演奏でした。推進力がものすごく,量感があるにも関わらずビシッと引き締まっています。情緒もへったくれもない,身も蓋もないような演奏ですが,こういうの大好きです。第二楽章までこんな調子なので思わず笑みがこぼれてしまいます。これだけのスピード感でガンガン飛ばしながら全く乱れないオーケストラも立派です。

1958年の録音で,マスターテープの問題と思われるドロップアウトのような劣化が所々で感じられるのは残念ですが,過度の響きを抑え弦楽器の音をカラッとドライに捉えています。中低域の量感があまりなく,帯域バランスとしては良くないのですが,ヌケが良くてすっきりとしているため印象は悪くありませんし,極めて状態の良いSPレコードのような音質(あくまでイメージです(^^;)が弦楽器の音色をさらに魅力ある音として再現してくれているように思います。

以上のようにオーディオクオリティは良くありませんが,私としては好録音度が高く,かなり満足のいく録音と言えます。演奏の良さも含め大当たりの一枚でした。お薦めはしませんけど(^^;

で,当然現役盤だろうと思ったのですが,HMV Onlineでは廃盤ということでした...残念!

[チャイコフスキー][管弦楽曲][弦楽合奏]

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