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バッハ:ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版)(ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン編/弦楽三重奏版)
ゴルトベルク・トリオ・ルツェルン(Goldberg Trio Lucerne)
2009年3月30-31日,4月1日,チューリッヒ放送スタジオ
GMCD 7350 (P)(C)2010 Guild GmbH (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考url: HMV Online

弦楽三重奏版といえばシトコヴェツキー編曲が有名ですが,「ここで演奏されている『ゴルトベルク変奏曲』はシトコヴェツキー版ではなく,(中略)スイス,ルツェルンの弦楽トリオ,ゴルトベルク・トリオ・ルツェルンによるニューアレンジ! (中略)ピアノ譜,シトコヴェツキー版を参考に,より弦楽三重奏のために適した姿へと再創造したのだとのことです。」とCDの帯に記載されていました。

実際に聴いてみると,確かに細部ではシトコヴェツキー編曲版と違うかなと思うところはあるものの,細部の手直し程度であって全体の印象としてはほとんど変わりませんでした。まあそんなに大きく変えようがないのかもしれません。シトコヴェツキー編曲版で唯一気になった第20変奏はもちろん原曲に近いイメージで編曲されていました。

演奏ですが,まずリピートが全て省略されているのが許せません!(^^;。全部通して42分弱なので聴きやすい長さではありますが,リピートがないことにいちいち引っかかりを感じてしまうので正直楽しめません。演奏自体はテンポ感も軽快でちょうど気持ちいい感じだし技術的にもしっかりしていてなかなか良いのですが(でも一つのフレーズをパートをまたいで引き継いでいくあたりはちょっとスムーズでなかったりするので不満はゼロではありませんが)。

録音は残響控えめなのですが,それぞれの楽器の捉え方が弱く,また録音レベルも低めなので,なんとなくもどかしい感じがします。スタジオ録音のようですが,せっかくのスタジオ録音を全く活かせていません。

全体的に見て決して悪くないのですが,どこを取っても半端な感じがしてだいぶ損していると思います。カップリングにシュニトケの弦楽三重奏曲が収められていますが,他の曲を入れる前にCDの80分を最大限に使ってゴルトベルクに徹底的にこだわって欲しかったと残念に思います。

タグ: [室内楽曲] 

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