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チャイコフスキー:交響曲全集(ロリン・マゼール/ウィーン・フィル)

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チャイコフスキー:交響曲全集
ロリン・マゼール指揮(Lorin Maazel)(Conductor)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)
Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964
430 787-2 (P)1964,1965 (C)1996 The Decca Record Company Limited, London (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Online,Amazon.co.jp(No.1-3,No.4-6)

以前に紹介したシベリウスの交響曲全集と同時期の録音で,こちらもさらに輪をかけるようにパワフルで,よくぞまあウィーン・フィルからこんなサウンドを引き出したものだと,若きマゼールの手腕に感心しました。シベリウスよりもこちらの方が合っているように思います。ただ,落ち着きがなく情感に欠ける面もあるので,おぉっ!と思うところと,うーん...と思うところが交互にやってきます。あまりに劇的に持っていくところが鼻につく人もいるかもしれません。私は気に入りましたが。

録音ですが,40年以上前の録音なので高域の伸びに欠けるなどクオリティ面でのハンデはあるものの,すっきりと見通しよく,分離良く,そして無駄な響きや付帯音がほとんどない,これは本当に良いと思えるものでした。これぞ好録音の見本と言えると思います。録音がよいと心底音楽を楽しめるということを改めて実感しました。現代のクオリティでもってこういう録音を聴いてみたいものです。

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