バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(アバド/モーツァルト管弦楽団)

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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
モーツァルト管弦楽団(Orchestra Mozart)
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)(音楽監督・指揮)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン),ミカラ・ペトリ(リコーダー),マリオ・ブルネロ(チェロ),アイロス・ボッシュ(コントラバス),ラインホルト・フリードリヒ(トランペット),オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ),他
2007年4月21日 イタリア,レッジョ・エミリア,ヴァーリ市立劇場
Euroarts 2056738 (輸入盤) (DVD)
好録音度:★★★★★
参考url: HMV Online
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ミカラ・ペトリが演奏しているところを見たくて手に入れたDVD。私は特にアバドのファンというわけではありませんし,モーツァルト管弦楽団もどんな団体か全然知りませんでしたので,正直言って演奏自体は全然期待していませんでした。でもこれは本当に素晴らしかった! 演奏もいいし録音もいい! 大きな大きなうれしい誤算でした。

この演奏,いわゆる「ピリオドアプローチ」ということです(その言葉の意味するところを正しく理解しないまま使っています...)。ピッチは440Hz付近でしょうか。楽器はモダンとピリオドが入り交じっているように見えて何となく統一感がありません。しかし,この演奏の面白さはそんな楽器や奏法云々を越えたところにあるように思います。それぞれの奏者の芸人魂を感じます。とにかく理屈抜きに楽しいんです。音楽が生き生きと躍動しています。

録音がこれまた最高です! ホールでのライヴ録音ですが,奏者の前にマイクが立てられていて楽器の音が明瞭かつ自然な音で捉えられています。響きは多少あるものの,音楽を全く邪魔していません。(普通に録音すればこんな風に録音できると思うのですが,なんでみんなこんな風に普通に録音してくれないのかなぁ...と愚痴を言いたくなる今日この頃...)

演奏はもちろんのこと,録音も含め,何枚か持っている同曲の演奏の中で最も気に入った一枚になりました。あまりに気に入ったので,音声トラックをCD化して日常的に聴いています(実は映像の方はほとんど見ていないんです。CDでもぜひ発売して欲しい。絶対に買います!)。アンコール(第二番第一楽章)ではミカラ・ペトリがリコーダーをソプラニーノ・リコーダーに持ち替えて演奏しています。ペトリのソプラニーノ・リコーダーが好きな私にとってこれもちょっとしたプレゼントでした。

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