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チャイコフスキー:交響曲第6番,ボロディン:交響曲第2番(ジャン・マルティノン指揮/ウィーン・フィル/ロンドン交響楽団)

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チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
ボロディン:交響曲第2番ロ短調
ジャン・マルティノン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(チャイコフスキー 1958年4月)
ロンドン交響楽団(ボロディン 1960年)
UCCD-7021 (P)1958,1961 Decca Music Group (国内盤)
好録音度:★★★★★(ボロディン),★★★★☆(チャイコフスキー)
参考: HMV Online(SHM-CD),Amazon.co.jp(SHM-CD?)

これもクラシック名録音106究極ガイド(嶋護[著])で紹介されていたものです。チャイコフスキーの方を見てぜひ聴きたいと思い手に入れました。チャイコフスキーは1958年録音で,マスターテープの問題か,音がつぶれるところが散見されることと,若干周波数バランス的に低域が抜けている感じがするものの,残響のほとんどない明瞭な録音が印象的で,オーディオ品質を除けばかなり良好と言えます。

しかし,仰天したのはボロディンの方です。この録音は1960年で,クラシック名録音106究極ガイドに載っているのは1958年録音ですので違うものかもしれませんが,これは本当に素晴らしい! 残響を抑えた極めてキレの良い録音で,弦楽器をはじめ,各楽器の質感もしっかりと捉えられていますし,周波数バランスも申し分ありません(若干高域のヌケが悪いかもしれませんが)。こちらの方はノーマークでした。

ボロディンは初めて聴きましたが,録音の良さにワクワクしながら聴き通してしまいました。こんなに心躍る録音は久しぶりです。音場感や録音会場の雰囲気を再現するといったこと以前に音楽自体をしっかりと収めることがいかに大切かをこの録音は再認識させてくれます。

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