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ショパン:練習曲集 作品10,作品25(マウリツィオ・ポリーニ 1960年録音)

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ショパン:練習曲集 作品10, 作品25
マウリツィオ・ポリーニ Maurizio Pollini (Piano)
1960年9月5-7,9,11-16日 アビーロード第1スタジオ,ロンドン
JSBT 8473 (P)(C)2011 Testament (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考url: HMV Online
9月30日のエントリで紹介したポリーニの1960年録音のショパン練習曲集が発売されました。超有名な1972年のDG盤より10年以上前,ショパンコンクール優勝のすぐあとにEMIと専属契約を結び,録音されたものとのことです。

早速聴いてみると,紛れもない聴き慣れたポリーニのショパンのエチュードが流れ出しました。弱冠18歳にしてすでに9割5分は完成していたのか!と思ってしまいます。しかし,残りの5分がまた大きい。この演奏では後のDG盤にはない瑞々しさと覇気が感じられます。DG盤はDG盤で素晴らしいですし,このEMI盤も違った魅力があります。

録音ですが,解説書に「奥深いアコースティックな響きが魅力のアビー・ロードの第3スタジオで録音された。EMI盤は,ピアノ本来の透明感のある響きで,若き天才ポリーニの繊細で作品と共鳴するかのような激情を聴くことができる。」とあるとおり,残響がほとんどなくピアノの音が極めて明瞭に収められています。ただ,オーディオ的なクオリティは今ひとつで高域のヌケも良くなく,わずかにくぐもり,音にきめの細かさが感じられず,いかにも古臭い色が付いてしまっています。ヒスノイズも少し多めです。惜しいです。

なお,本盤は日本仕向けなのか解説書や裏面など日本語で記載されていて助かります(Made in Japanだから?)。

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