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ブロムシュテット/SKDのベートーヴェン交響曲全集~徳間盤とBerlin Classics盤の音質差

cover picture
徳間から1988年頃に発売されたブロムシュテット/SKDの交響曲全集を友人からお借りすることができましたので,これとの比較もしてみました(左のジャケット写真は第9番)。これについては明らかに音が異なりましたのでデータレベルでの比較は意味をなしません。音の周波数成分を調べてみました。

下の図は,第9番第1楽章の冒頭から約1分間のスペクトルのピークホールド値を示しています。赤線がBerlin Classics盤(=Brilliant Classics盤),青線が徳間盤です。

spectrum

Berlin Classics盤に比べて徳間盤の方は元々全体に数dB低いのですが,高域になるほどレベルの落ち方が大きく鳴っていることがわかります。友人曰くBerlin Classics盤の方が「鮮明だが音が硬い」ということで,これには私も同意しているのですが,この帯域バランスの差によるものと思われます。

音の柔らかい徳間盤か,鮮明なBerlin Classics盤か,どちらが良いかは好みによると思います。私はどちらかと言えばBerlin Classics盤の音の方が好きです。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

Sugar
この感じは、よく私も経験しています。80年代製作盤は、得てして記録レベルが低いわけですし。
そして最大に問題となるのは、徳間のマスターを作ったときのデジタル機器の性能です。Berlin Classicsのマスタリングがいつか判りませんが、もしこれが95年以降現在までのマスタリング機器とは雲泥の差がある状況があると思われます。その差の大きさは今回のグラフのように高域に差がでます。で、最も重要なことは、これら古いマスターの盤を聴きこんでいるとこちらの方が「聴きやすいいい音」と以外にも大勢の方が認識するんです。
でも、このグラフのようにどちらが真のファイファイかといえば、Berlinに軍配が上がるような気がわたしもします。というわけで、私見ですが。
2011.11.28 at 16:50 #GE1Q478A URL [Edit]
T.S.
コメント有り難うございます。おっしゃるとおりですね。
慣れと言いましょうか刷り込まれてしまうと,違うものが
なかなか受け入れづらくなるということなんでしょうね。
2011.11.29 at 02:04 #- URL [Edit]

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