ブラームス:ヴァイオリン協奏曲,他(クレバース/ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)

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ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ブラームス:悲劇的序曲 作品81
ヘルマン・クレバース(Herman Krebbers)(Violin)
ベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)(Conductor)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra, Amsterdam)
Concertgebouw, Amsterdam, 9/1973(Op.77), 5/1970(Op.81)
422 972-2 (P)1973,1970 (C)1989 Philips Classics Productions (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考url: amazon.com

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の第一コンサートマスターであり,オランダのヴァイオリン界の第一人者であったクレバース氏の満50歳,楽壇生活40年にあたり,フィリップスが彼を讃える記念盤として制作したとのことです。

これを聴くとクレバース氏は根っからのソリストではないなという感じがします。丁寧で誠実,清潔感のある演奏なのですが,一流のソリストのように(彼も一流だと思いますが...)格好良く颯爽と弾き去るということをしません。オーケストラとの一体感を重視してのことなのかどうなのかはわかりませんが,これが彼のキャラクターにつながっていると思います。

録音もまずまずで,響きがそれなりに取り込まれているものの,直接音と間接音・響きとの比率がほぼ適切に保たれていますので,音色を大きく損なうことがありません。また,ソロがオーケストラから一歩前に出るように若干ソロを大きめに明瞭に捉えているのも好印象です。万人向けにバランス良く,そつなく録音されていると思います。こういうところはさすがフィリップスというところでしょうか。これなら私もまずまず納得できます。

[ブラームス][協奏曲][ヴァイオリン]

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