ベートーヴェン:交響曲全集(フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮/ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
2004~2009年,ベルギー&オランダ
PTC 5186 312 (P)(C)2011 PentaTone Music (輸入盤)
好録音度:★★★★~★★★★☆
参考: HMV OnlineAmazon.co.jpTower Records
モダン・オーケストラのピリオド・アプローチによる全集。といっても私にはあまりピリオド・アプローチということが意識に上がってきません。贅肉をそぎ落としたスリムでキレの良い,モダン・オーケストラの良さが活かされた演奏だと思います。特にオーケストラが素晴らしいですね。良く鍛えられているというのはこういうのを言うのでしょう(「上手い」とはちょっと違うのです)。躍動的でありながら刺激的になりすぎず,ノーマルな路線を逸脱しない範囲で丁寧に魅力的な音楽を創り上げているところが気に入りました。

録音ですが,残響が多めに取り入れられているものの,音色や自然さがあまり失われず個々の楽器の質感が保たれているのが良いと思います。私の好きな録音ではありませんが,この録り方であれば十分許容できます。2004年に録音された第4番と第7番がやや音色がくすんでいて良くありませんが,その他は概ね良好なレベルで揃っています。

それにしても,巻物のように折りたたみ式になっているこの変なパッケージは勘弁して欲しいです。解説書もこの巻物を全部開いていかないと読めませんし...

■ この記事へのコメント

kitaken
リクエストにお答えいただきありがとうございます。思ったよりご評価が高くてびっくりしました。第9のみ音に迫力がなく、音量を上げなければならず、一番最新の録音なのにそんなに良くないのが残念です。演奏も第9はちょっと微温的かな・・・と。
2012.04.01 at 00:06 #hlUuv8.g URL [Edit]
T.S.
コメントいただいてから聴き直してみて私も驚きました。購入当初聴いたのが第4番と第7番で,残響が多めで少しくすんだ音がして印象が良くなかったのでそのまま放置状態になっていました。改めて他の曲も聴いてみて,実はなかなか良いじゃないですか,と思った次第です。聴き直す機会を与えてくださって感謝です。有り難うございました。第9番の録音があまり良くないとは思わなかったのですが,また聴き直してみます。
2012.04.01 at 23:12 #- URL [Edit]

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