チャイコフスキー:交響曲全集(フェドセーエフ/モスクワ放送交響楽団)

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チャイコフスキー:交響曲全集
ウラディーミル・フェドセーエフ(Vladimir Fedoseev)(Conductor)
モスクワ放送交響楽団(Moscow Radio Symphony Orchestra)
1981年(第五番,第六番),1984年(第一番,第三番,第四番),1986年(第二番)
VICC-40024-28 ビクター音楽産業株式会社 (国内盤)
好録音度:★★★☆

ロシアのオーケストラというと,パワフルで荒々しいという先入観を持ってしまっていたのですが,この演奏はそのイメージとは全く異なっていました。パワフルではあるのですが,意外なほどに抑制されていて紳士的なんです。決して安っぽい表現はしないぞ,という強い意志が働いているかのようです。私がチャイコフスキーの音楽に求めるところとは少し違っているかもしれませんが,自分たちの国の音楽に対する誇りと愛情がにじみ出た立派な演奏だと受け止めました。

解説書によると,デジタル録音機材がなかったソビエトにビクターの制作陣・技術陣が機材をモスクワに持ち込んで実現した企画ということです。残響はそれなりに取り込まれているものの,あまり気にならない程度に抑えられてるので,私としてもまずまず良好と思いますが,少し距離感があって鮮明さという点で少し物足りなさも感じます。

この全集は友人のK.N.さんのご厚意で聴かせていただきました。有り難うございました。現在現役盤があるのかよくわかっていません。

[チャイコフスキー][交響曲]

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