ベートーヴェン:交響曲全集(クルト・ザンデルリンク指揮/フィルハーモニア管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
クリト・ザンデルリンク指揮/フィルハーモニア管弦楽団
録音 1981年 No.1 Studio, Abbey Road / Kingsway Hall, London
QIAG-5007 (P)2012 タワーレコード企画盤“Excellent Collection”
好録音度:★★★★
参考: Tower Records
タワーレコードの企画盤です。こういう貴重な録音を頑張って復刻してくれることに感謝です。

演奏は全体にやや遅めのテンポですが,音楽はとてもよく引き締まっていて堅固で壮麗な建築物を思わせるような趣があり,品格があってとても立派です。最近のピリオドアプローチのベートーヴェンからするとかなり古めかしく感じてしまう旧世代に属する演奏といえますが,良いものは時代やスタイルを超えて訴えかけてくるということを実感します。モダン・オーケストラの怒濤のごとくたたみかけてくる豊潤で厚みのあるサウンドに圧倒されますね。

録音ですが,やや残響が多めですが,基本的な音の捉え方は悪くなく,弦楽器と管楽器の比率も適切(弦楽器の豊潤な質感が良く伝わってくる)で,まずまず良いのですが,いかんせんやっぱりEMIレーベル...鮮度に乏しく冴えません。これは本当に惜しいです。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

Sugar
購入しました。3枚目聴いてます。

> 鮮度に乏しく冴えません
その通りだと思います。
左右の音場はいいんですが、まったく奥行きがないのです。グスン。

PS
クーベリックの全集は、素晴らしかったです。やや音薄いですが。
2012.05.01 at 11:30 #GE1Q478A URL [Edit]
T.S.
コメント有り難うございます。購入されたのですね。演奏は良いのですが録音が本当に残念です。クーベリックは確かに音が薄いといわれればそうかもしれません。私ももう少し濃いめの誇張された音が好きですね。
2012.05.01 at 21:07 #- URL [Edit]

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