シベリウス:交響曲全集,ヴァイオリン協奏曲(オイストラフ/ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団)

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シベリウス:交響曲全集
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(Gennadi Rozhdestvensky)(Conductor)
ダヴィド・オイストラフ(David Oistrakh)(Violin)
モスクワ放送交響楽団(The USSR TV and Radio Large Symphony Orchestra)
1974年(第一番),1969年(第二番),1973年(第三番),1971年(第四番),1973年(第五番),1973年(第六番),1974年(第六番),1968年(ヴァイオリン協奏曲)
CDVE44237 (P)(C)2005 Venezia (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

昨日の続きで今日は交響曲全集へのコメントです。

HMV Onlineの解説によると「マニアの間で復活が待ち望まれていた伝説的な快演」「演奏はとにかくパワフルで強烈。…中略… 通常のシベリウス演奏の枠を大幅に上回る力感の誇示には驚かされます。」とあります。ユーザーレビューを見ても,賛否両論です。フェドセーエフのチャイコフスキーと同じ(ですよね?)モスクワ放送交響楽団ながら,同じオーケストラとは思えない力強さ! その鳴り感のすごさに驚きました。

確かに前述の解説やユーザーレビューにあるように凄まじさがあるのは確かですし,ベルグルンドに慣れた耳には相当刺激的で面食らったのは事実ですし,決して上品とは言えないのですが,あくまで統制された中で最大限に鳴らしている,その鳴りっぷりの良さがこの演奏の最大の特長かなと思います。さすがロシアのオーケストラと思いますし,シベリウスも自分たちの領域に引き込んで演奏してしまうところもロシア的と言えないでしょうか。

それで録音なのですが,昨日書いたヴァイオリン協奏曲と基本的には同じ傾向で,音の捉え方はまずまず良いのですが,音色に癖があり高域のヌケに難があるのとマスターテープの問題か強奏部で飽和気味になるのがマイナスポイントです。しかし,意外に楽器音が明瞭で質感・艶も感じられるので,実はそんなに悪くないかもしれんと思って聴いています。

この全集も友人のK.N.さんのご厚意で聴かせていただきました。有り難うございました。

[シベリウス][交響曲]

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