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シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」,第14番「死と乙女」,第15番(アルテミス四重奏団)

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シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」,第14番「死と乙女」,第15番
アルテミス四重奏団 Artemis Quartet
録音:2009年 Siemensvilla Berlin, Germany
50999 602512 2 0 (P)(C)2012 EMI Records/Virgin Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV Online,Amazon.co.jp,Tower Records
アルテミス四重奏団は私の中では若い弦楽四重奏団の一つなのですが,1989年の結成ということなのでもう20年以上のキャリアがあることになります。これには少し驚きました。若いというより壮年期にあるといえるのかもしれません。それを裏付けるようなとても充実した演奏ですね。しかも私にとってはヘヴィーな(^^;シューベルトの弦楽四重奏曲(特に「死と乙女」ですが)を実にヘヴィーに演奏しています。歌心に溢れてはいますが,過度に情緒に流れることなく現代的な洗練をもって表現しているところに好感を持ちます。シューベルトのあの独特な不気味さが抑えられていて私には聴きやすい演奏です(^^;。その点でシネ・ノミネ四重奏団の演奏とはだいぶ趣が異なるように思いました。

「死と乙女」は第1楽章の最初のリピートをちゃんと行っています。私の記憶の中ではここのリピートを聴いたのは初めてのような気がします(でもちょっと自信なし...)。

録音ですが,アルテミス四重奏団の切り立った険しい音(?)をそれなりによく捉えているものの,やっぱりどこかくすんでいてすっきりしません。残響が多いわけではないのですが,ヌケが良くないのです。このあたりEMI系の傾向が出てしまっているのでしょうか? とはいえ,私の好みに合わないだけであって,そんなに悪くはないかも,とは思っています。

最近リリースされる弦楽四重奏曲のディスクはどれも水準が高くハズレが少ない気がします。これも良かったです。録音は少し残念でしたが。

ところで少し思い出したのですが,だいぶ昔にアルバン・ベルク四重奏団がある若い団体に「死と乙女」を指導しているビデオをNHK BSで見たような気がするのですが,もしかしてこのアルテミス四重奏団だったのでしょうか?

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