ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(バルトーク四重奏団)

cover picture
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
バルトーク四重奏団 Bartók Quartet
録音:1969-1972年 Calvinist Church in Toroczko ter, Budapest
HCD 41004 (P)2001 HUNGAROTON RECORDS LTD. (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV OnlineAmazon.co.jpTower Records
まず録音から。1969~1972年の古い録音なので,オーディオ的な品質からするときめの細かさやノイズ感,歪み感では現代の最新録音にはやはり及びません。しかし,残響がわずかに感じられるものの各楽器の音色が明瞭でヌケも良く,大変気持ちよく聴ける好録音でした。私がこのディスクが好きなのは,この録音によるところが大きいです。HUNGAROTONらしい録音と言えるでしょう。

演奏ですが,拍の頭でためることなく前へ前へ進むテンポの良さがまず気に入りました(前のめりに感じられることも)。そして鋭く切り込むようなところであっても歌心を忘れない独特の味というか薫りがあって,音楽が厳しく傾きすぎないところが良いと思います。最近の演奏とは根本的に個性の出方が異なるような気がします。作られた個性ではなく,彼らの音楽的背景そのものというかんじでしょうか。

あんまり聴かれることのない演奏だと思います。演奏も録音も良いので,もっと聴かれても良いのではないかと思うのですが,やっぱりフンガロトンだからですかね...(値段も高いですし...)

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する