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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(ケッケルト四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ケッケルト四重奏団 Koeckert Quartett
録音 1953-1956年 ハノーファー,ベートーヴェンザール (モノラル録音)
PROC-1192/8 Tower Records Vintage Collection + plus Vol.14 (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records
タワーレコードの企画盤。

解説書によると,ケッケルト四重奏団は,チェコに生まれたドイツのヴァイオリン奏者ルドルフ・ケッケルトによって,当時彼が在籍していたプラハ・ドイツ・フィルハーモニー(バンベルク交響楽団の前身)の楽員をメンバーにして1939年に創設されたチェコ・ドイツ弦楽四重奏団をを母体にしたアンサンブル。ケッケルトは1949年にバイエルン放送交響楽団のコンサートマスターに就任し,当時のメンバーもバイエルン放送交響楽団の団員であったとのことです。

演奏は至極正統的であり,アクセントの効いた躍動感ある,ダイナミックレンジの広い表現が印象的です。技術的にもしっかりしていて隙がありません。今もってしても表現に古びたところは微塵もなく,現代でも遜色なく十分に通用する充実した内容を備えていると思います。

録音ですが,1953-56年のモノラル録音のため,歪み感や帯域バランスの崩れといったクオリティ面においては残念ながら良くないと言わざるをえませんが,音の捉え方はまずまず良く,残響は多少あるものの直接音が主体で明瞭感があり,音のヌケも悪くありません。この中では1955-16年に録音された第1番~第9番,第15番が比較的良好で,それ以前に録音された他の曲は少し落ちます。

タワーレコードは相変わらず良い仕事をしてくれますね。今後の復刻にも期待します。

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