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シベリウス:ヴァイオリン協奏曲,ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(石川静(Vn)/イエジ・ビエロフラーヴェク指揮/ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団)

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シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
石川静 (Violin)
イエジ・ビエロフラーヴェク指揮
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1978年 プラハ
2 SUP 0002 (P)1979 Supraphon (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Online,Amazon.co.jp,Tower Records (※ブルッフのみ)

石川静さんは,Wikipediaによると,1972年の第6回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位,1976年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第5位などの受賞歴を持つ実力者。現在はプラハに在住とのこと。この録音はコンクールのすぐあとの20台半ばでの録音です。

石川さんのヴァイオリンの音色は本当に美しく素晴らしい。ヴァイオリンという楽器の魅力を余すところなく引き出す能力に秀でていると感じます。個性を強く押し出す演奏ではなく,その曲の持つ美しさ,ヴァイオリンという楽器の素晴らしさ,これを純粋な形で私たちに届けてくれる,そんな風に思います。そういう意味で,私の贔屓のヴァイオリニスト,カトリーン・ショルツに近いという印象です。

録音ですが,四つ星半の高評価を付けました。オーディオ的に優れているというわけではありません。バックのオーケストラも捉え方はまずまず良好ですが素晴らしいというところまではいきません。しかし,ややフォーカス気味に捉えられたヴァイオリンの音色が素晴らしいのです。石川さんの美しい音色を香り高く伝えてくれているのです。協奏曲のソロの録り方としてかなり良いと思います。(トータルとしてお薦め出来るかはちょっと微妙な感じですが...)。

このディスクは廉価版か,○○全集といったようなセットものの中の1枚のように見えます(ジャケットの表に演奏者が書いていない)。ある中古ショップで購入した記憶があります。ブルッフの方は,パガニーニの協奏曲とカップリングされたディスクが現役盤としてあるようです。シベリウスの方は現役盤が見あたりませんでした。

■ この記事へのコメント

すけろく
紹介していただいたシベリウスとブルッフのカップリングCDをAmazon.deで入手しました。
石川さんのヴァイオリンの音色・・・びっくりしました。
シベリウスは、古今の名演と言われているものと比べるとスケール・完成度は劣るかもしれませんが、石川さんのヴァイオリンの自然な美しさに感動しました!
これから先も、石川さんの演奏の方を手に取ることが多くなりそうです。

ブルッフは、今まで苦手だったのですが、この演奏は素直に感動しました。

石川さんのCDは少ないようで残念です。
ご紹介いただいているパガニーニの協奏曲と、アメリカのAmazonにミスリヴェチェクの協奏曲があったので注文しました(ミスリヴェチェクは、私は初めて聞く作曲家ですが…)。
メンデルスゾーンの協奏曲もありますが、mp3配信のみのようで残念です。。。

P.S.約1年前からブログを拝見させていただいています。
きっかけは、バッハの無伴奏に興味を持って探している中、「CD試聴記」のバラティの1回目の全集の記事に巡り会ったことです。
それまで、クラシックは超有名曲しか知らなかったのですが、あのCDを聴いて以来、少しずつ世界が広がっているような気がしています。
2012.09.30 at 00:30 #RNOGDOog URL [Edit]
T.S.
コメント有り難うございます。このディスクを手に入れられたのですね。
私も石川さんのディスクが少ないのは残念に思っています。
相当実力の高い方だと思うのですけどね。

バッハ無伴奏でバラティ1回目とは,またコアなところを攻めましたね。
でもあの演奏は本当に良いと私も思います。

私の記事が少しでもお役に立てたようでうれしく思います。
今後ともよろしくお願いします。
2012.09.30 at 20:35 #- URL [Edit]

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