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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲(ジャン=ジャック・カントロフ)

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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ジャン=ジャック・カントロフ Jean-Jacques Kantorow (Violin)
録音:1979年11月 荒川区民会館
COCQ-83410/11 (P)1990 NIPPON COLUMBIA CO., LTD (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考: HMV Onlineicon,Amazon.co.jp,Tower Records
「CD試聴記」からの転載記事です。2回目のレビューです。

とても感情表現が豊かです。穏やかに表情をつけていく曲もあれば,は突如として感情の高ぶりを見せる熱い曲もあります。フーガやシャコンヌでは重音を分けず一気に弾ききり,緊張感を持続させながら怒濤のごとく突き進みます。 緊張感の高い感情移入の激しい曲と穏やかな曲が入り交じり,「この曲はこういう表現であろう」と思って聴くと全然違って肩すかしを食らうこともあり,掴みどころがなく戸惑うところもあります。技術力の高さと感情表現の上手さはさすがです。好き嫌いははっきり分かれそうな演奏ですね。

録音ですが,少し距離感があって楽器音が残響に埋もれ,明瞭感,解像感が落ちていて,今ひとつ冴えません。録音レベルが若干低めなのも残念なところです。

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