ベートーヴェン:交響曲全集(マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団)

cover picture
ベートーヴェン:交響曲全集
マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
録音:※本文参照
BR Klassik 900118 (P)(C)2012 BRmedia Service (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
拍手まで収録されたライヴ録音。演奏日時と場所は下記の通り(HMV Onlineから引用)。

  第1番ハ長調 Op.21 2012年2月9-10日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第2番ニ長調 Op.36 2007年3月1-2日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第3番変ホ長調 Op.55『英雄』2012年10月18-19日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第4番変ロ長調 Op.60 2012年5月17-18日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第5番ハ短調 Op.67『運命』 2012年5月17-18日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第6番ヘ長調 Op.68『田園』 2012年11月8-9日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
  第7番イ長調 Op.92 2008年9月25-26日 ミュンヘン,ガスタイク,フィルハーモニー
  第8番ヘ長調 Op.93 2008年9月25-26日 ミュンヘン,ガスタイク,フィルハーモニー
  第9番ニ短調 Op.125『合唱』 2007年10月26-27日 ローマ,バチカン,アウラ・パオロVI世

2007年の演奏もありますが,この全集の発売が発表された時にはまだ第3番と第6番は録音されていなかったということです(大胆!)。第3番は以前に録音されていたが,不満を抱いていたヤンソンスが録り直しを決めたとのことです。第9番は既発売のものです。

大オーケストラのスケール感を活かした雄大な演奏で聴き応え十分ですね。立派で良い演奏だと思います。

さて録音ですが,時期と録音場所が分かれていますが,録音のポリシーは統一され,録音状態も多少のばらつきはありますが概ね揃っています。以前取り上げたブラームス交響曲全集やチャイコフスキー交響曲第5番とほぼ傾向が同じです。

少しオフマイク気味で残響がかなり多く,そして低域の量感がものすごくあります。残響を含めとにかくぎゅうぎゅうに詰め込んだ感じでボリューム感と密度感がものすごく,見通しもあまり良くありません。相対的に高域が弱いように思いますが,ヌケは悪くありません。楽器の質感もそれなりに感じられます。

こういう録音のためか,聴く環境や装置によって印象がコロコロ変わります。低域がブーミーに中高域に被って聴き苦しく感じることもあれば,ヘッドホンやイヤホンなどでは,意外に良く聴こえたりもします。低域が出ない,あるいは帯域バランスが良く低域の締まった装置ならまあまあの状態で聴けそうです。

と言うほど悪くはないかもしれませんが,私の好きな録音とはだいぶ異なりますし,少なくとも再生装置や環境を選ぶという点で好録音とは少し違うと思います。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する