ベートーヴェン:交響曲第4番,第7番(ジョシュア・ベル/アカデミー室内管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲第4番,第7番
ジョシュア・ベル/アカデミー室内管弦楽団
May 15-17, 2012, at Air Lyndhurst Studios, London
88725 49176 2 (P)(C)2013 Sony Music Entertainment (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
2011年6月からアカデミー室内管弦楽団(Academy of St. Martin in the Fields)の音楽監督に就任したヴァイオリニスト,ジョシュア・ベルの弾き振りによるベートーヴェンの交響曲。小編成の機動力を活かした小気味よいベートーヴェンを期待してしまうのですが,ある意味期待通り,しかし,期待を大きく超える驚きもない,至極真っ当な演奏に思いました。アンサンブルも優秀で,それぞれの楽器の動きがよく見える見通しの良さはさすがです。この真っ当な路線で全集化して欲しいものです。

一方で,やっぱり少し弦楽器が相対的に弱く感じてしまうのが残念なところです。編成を大きくすると豊潤で質感が良くなる一方,小気味よさや見通しの良さが失われてしまいがちなので,痛し痒しというところだとは思いますが。

録音ですが,過度な残響もなく見通しの良さが確保された標準的な録音のように思います。私としてはもう少し弦楽器に寄って質感を強めに捉えて欲しかったとは思いますが,おそらくこれがこの編成の自然なバランスなのでしょう。全体にもう少しカリッとした輪郭の明瞭さは欲しかったなと思います。

何となくあまり評価されなさそうな演奏のようにも思いますが,私は結構気に入りました。今後の録音にも期待したいと思います。

タグ: [交響曲] 

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