ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品(ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団)

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ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
リン・ハレル Lynn Harrell (Cello)
ウラディーミル・アシュケナージ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
1975年5月 ロサンゼルス,1982年9月 ロンドン
好録音度:★★★★☆
参考: Amazon.co.jpTower Records

ベートーヴェンの交響曲第7番でも書きましたが,この頃のメータ/ロサンゼルス・フィルは良い仕事をしていると思います。続けていくつか取り上げたいと思います。まずこのドヴォルザーク交響曲第8番から。

ものすごく勢いのある演奏です。迷いなく,小細工なく突き進んでいくところが素晴らしい。これにぴったりとつけてくるロサンゼルス・フィルのアンサンブル能力も立派です。これだけ統制が取れていると本当に気持ちが良いですねぇ。(第4楽章のフルートソロも完璧です)

そして録音ですが,やや残響が多めであり,中低域のエネルギー感が多めで中高域に少し被ってくるのが気になりますが,特に弦楽器へのフォーカスが適切で質感も良く捉えられていて気持ちよく聴くことが出来ます。古い録音なので現代のデジタル録音のクオリティには及ばず,また,もう少しすっきり整理され高域のヌケが良かったらと思う面はありますが,この時期のオーケストラ録音としてはかなり良い部類に入れられると思います。

併録曲のチェロ協奏曲ですが,やはり残響は多めですが,各楽器の質感はまずまず良好に捉えられていて良いと思います。ソロの捉え方はオーケストラの捉え方からするとバランスが良く違和感のない標準的な録音に思いますが,私としてはもう少しくっきりと浮き出させて欲しかったというのが正直なところです。それにしても,リン・ハレルは本当に上手いですねぇ。

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