Johanna Martzy plays Mendelssohn & Brahms

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ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64*
ヨハンナ・マルツィ Johanna Martzy (Violin)
ギュンター・ヴァント指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
ハンス・ミュラー=クライ指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団(*)
録音 1964年2月6日,1959年2月5日(*)
CD 94.226 (P)1959/64 Media Services (C)2014 hänssler CLASSIC (輸入盤)
好録音度:★★★(Brahms),★★★☆(Mendelssohn)
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

このマルツィの情熱のほとばしるブラームスには思わず興奮してしまいます。ジャケット写真の清楚な容姿から想像する演奏と少し違うのですが,いやしかしそれでも上品で清潔感が保たれているところはさすがです。ライヴということなので多少の傷はありますが,この演奏においてはほとんど気になるものではありません。

このブラームスは1964年の録音ですが放送用音源として録音されたのかモノラルです。モノラル自体は構わないのですが,1964年の録音にしては残念ながら音質がやや貧弱です。1959年に録音されたメンデルスゾーンも同様にモノラルのようですが※1,なぜかこちらの方がずっと音質は良好で,この音質でブラームスの方が残されなかったのが残念でなりません。

ブラームスの方は,実は次のディスクも持っていました。

martzy_brahms_mendelssohn_violin_concertos.jpg
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64*
ヨハンナ・マルツィ Johanna Martzy (Violin)
ギュンター・ヴァント指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団
オットー・クレンペラー指揮/ハーグ・レジデンティ管弦楽団(*)
録音 1964年2月6日,1954年6月23日(*)
MR2003 Memories Reverence (輸入盤)
好録音度:★★☆(Brahms),★★(Mendelssohn)
参考: Tower Records

こちらのディスクは中域に変なクセのある古臭い音質で,hänsslerの自然な音質よりもかなり劣る印象ですが,音の張り出し,ヴァイオリンの艶はこちらの方が感じられるような気もします。hänsslerは自然な音質と書きましたが,若干無理矢理中域を抑えて整えたようにも感じられ,このせいかヴァイオリンが引っ込みがちです。総合的にはhänsslerの方を取りますが。

ちなみにこちらに収録されているメンデルスゾーンはアナログ盤からの復刻のようで,歪みがものすごくあって残念ながら音質的には相当悪いと言わざるを得ません。なおhänsslerのメンデルスゾーンとは異なる演奏です。念のため。

※1 モノラル音声のはずですが,音声を調べると完全なモノラルではありませんでした。モノラルのテープをステレオのヘッドで再生してそのまま収録したのでしょうか? まあこの方が完全モノラルをステレオ再生したときの違和感は緩和されるので個人的には構わないのですが...

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