ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集(浦川宜也(Vn)/マルギット・ハイダー(Pf)/ヘルマン・デヒャント指揮/コレギウム・フラガ・アウレア)

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ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
浦川 宜也 Takaya Urakawa (Violin)
マルギット・ハイダー Margit Haider (Pianoforte)
ヘルマン・デヒャント指揮/コレギウム・フラガ・アウレア
Studio of the Czech States Opera, 8/1997
fontec FOCD3423 (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Hob VIIa:1, イ長調 Hob VIIa:3,ト長調 Hob VIIa:4の3曲と,ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ヘ長調Hob XVIIIを収録しています。ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ではフォルテピアノ(ハンマーフリューゲル)が用いられています。また,Hob VIIa:3ではオーケストラが弦楽合奏だけでなく管楽器の入る編成の版を用いているようです。

浦川氏のヴァイオリンがは旧世代に属すると思います。失礼ながら技術的なキレも今ひとつのところがあります。しかし,氏のヴァイオリンの音色は艶やかで味わい深くどこか懐かしく感じます。フォルテピアノのポキポキした音色も愛嬌があって聴きものです。そして小気味よいオーケストラがこの演奏をしっかりと支えています。全体として大健闘の演奏と思います。

録音ですが,残響は多くはありませんが,ソロも含めて全体に薄っすらと残響が乗っていて明瞭度と音色に影響を与えていますが,ソロはオーケストラに対してフォーカスされていますし,残響の質も悪くはないので,全体の印象としてはまずまずといったところです。

浦川氏はまだまだ現役で活躍されておられるようで,この精力的な活動には頭が下がります。このハイドンのディスクはすでに廃盤で残念ながら入手性は良くありません。

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