バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番,第3番,他(イスカンダル・ヴィジャヤ)

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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番,第3番
イスカンダル・ヴィジャヤ Iskandar Widjaja (Violin)
November 2012 and June 2013, Jesus-Christus-Kirche, Berlin-Dahlem
OC 896 (P)2012,13 (C)2014 OehmsClassics (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
CD試聴記」からの転載記事です。

一聴しただけでその表現力の幅の広さに驚かされます。 技術力も高く素晴らしいです。 積極果敢で現代的な演奏です。 ただ,曲によってはあまりにも緩急に富みすぎて音楽が前に流れず頻繁に止まりそうになるのはどうしても馴染めません。 呼吸が合わず息苦しくなってしまうのです。 才能ある若者の意欲的な演奏だけに合わないのが残念です。

録音ですが,息づかいが感じられるような録音で,残響もあまり感じられないのですが,ややくすんでヌケが良くありません。 わずかな響きがマイナスに働いているように感じられます。それでも楽器の質感やニュアンスは良く感じられるので何とか許容範囲です。

カップリング曲として,バッハ/コンチェルトト短調BWV1056R(チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056からの再構築),ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041,が収められています。ヴァイオリニストの弾き振りで,バックはベルリン・カメラータです。

こちらのコンチェルトも同様に素晴らしいのですが,こちらは残響がやや多く,バックの弦楽合奏がうるさく,ソロの起伏が大きいために弱めに弾くところが埋もれがちで聴きづらいです。もう少しソロとバックを対比させて録音して欲しかったところです。

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