ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番,第16番(アルティ弦楽四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番,第16番
アルティ弦楽四重奏団
2013年9月2-4日 東京・稲城iプラザ
EXTON OVCL-00533 (P)(C)2014 Octavia Records (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
豊嶋泰嗣,矢部達哉,川本嘉子,上村昇,という錚々たるメンバーの弦楽四重奏団。京都府立府民ホール“アルティ”の開館10周年を記念して1998年に結成されたということですので,もう16年になるとのことですが,これが初めてのディスクということで,まさに満を持してのリリースということになりますでしょうか。しかも初めてのディスクでこの選曲とは,自信満々ですね。

演奏はオーソドックスで堂々としています。小細工なし。無理に個性を出そうとしないしする必要も全くない。充実した見事な演奏に拍手です。ぜひ全集化を! 期待しています。

録音ですが,残響はそれほど多くないのですが,ホールの響きのキャラクターがやや強く乗りすぎているように感じられます。残響音と反射音の取り入れ方がやや中途半端に思われます。その結果,楽器の音色の透明感,質感やニュアンスがやや失われてしまっています。また,楽器間バランスとして第1ヴァイオリンが少し控えめで奥まったように録られていて,少し欲求不満が残ります。中低域は締まっていて良好です。

演奏が素晴らしいだけに,この録音は本当に惜しいと言わざるを得ません。今後の録音ではぜひ改善をお願いしたい。楽器の音色は命なのですから。

しかし,それにしても...なぜアルティで録音しないの???(^^;。

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