バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲(ベルンド・グラッドウォール)

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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ベルンド・グラッドウォール Bernd Gradwohl (Violin)
Livekonzert, 25. August 2006, Kirche Liding
自主制作 (C)2006 Bernd Gradwohl (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: 公式WebサイトDoblinger(通信販売サイト)
CD試聴記」からの転載記事です。

ちょっと乱暴な演奏だなぁと思っていたら,ソナタ第1番のPrestoで... 「なんじゃこりゃぁぁぁあ! これはいくらなんでもこれは暴走しすぎだろ!」。 そして,パルティータ第1番のCorrenteとDoubleで,また,「うぅぅ,これは現代音楽か? ひっひっヒドい!」。 思わず失笑...(^^;

ソナタの終楽章はどれも暴走していて全然呂律が回っていません。 明らかに技量が追いつく速度を越しています。 パルティータ第1番のCorerenteは弓を弦にぶつける弾き方でびっくりしますし, そのDoubleはやっぱり暴走しています(終わった瞬間に観客の失笑が聞こえる曲も...)。 それ以外の曲は上記の曲に比べると聴けるのですが,上記の曲の印象があまりにも強すぎます。 まあ表現は演奏者の自由ですから... でも私はこれを肯定的に受け取ることは出来ませんでした。 なお,技術的に下手ということではありません。 念のため。

録音はライヴ録音で,録音会場の残響時間の長い響きを多めに取り入れていますが,直接音成分がしっかりとあるために,印象は悪くありません。 素直で自然な録音であり,高域の伸びもまずまずあるので残響が多い割には良好と言えます。 会場の外から時々大きな騒音が入ることがあり,これが少し残念です。

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