ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集(イェール弦楽四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番,第13番,大フーガ
Vanguard's 23nd Street Studio, New York City, 1968, 1971
Vanguard Classics ATM-CD-1205 (P)(C)2004 Artemis Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★(No.12),★★★★☆(No.13)
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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番,第15番,第16番
Vanguard's 23nd Street Studio, New York City, 1967,70,71
Vanguard Classics ATM-CD-1206 (P)(C)2004 Artemis Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★(No.14,15),★★★★☆(No.16)
イェール弦楽四重奏団 The Yale String Quartet
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

第一印象は真面目であまり寄り道しないストイックな演奏なのですが,キレが良くきびきびしていて控えめながらも跳ねるような躍動感もあります。特徴のある演奏ではないかもしれませんが,曲をいじりすぎないストレートなところが功を奏した良い演奏だと思います。アンサンブルも優秀です。

録音ですが,スタジオ録音ということもあって残響感は少なめです。そのため明瞭感はあるのですが,1968年から1970年にかけて録音された第12番,第14番,第15番は音色がやや古く,高域の伸び感も今一歩,音が団子になって分離感もやや物足りません。演奏が地味に聴こえてしまうのはこの録音のせいもあると思います。古いというほどの録音年代ではないので,これは少し残念に思います。1971年に録音された第13番,第16番は高域の伸びと分離感,質感が改善されていて良好です。

この録音では,安芸晶子さんと松田洋子さんが第2ヴァイオリンとして参加されています。第1ヴァイオリンは創生期の日本フィルのコンサートマスターを務めたブローダス・アール,ヴィオラはワルター・トンプラーとのことです。

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